こだわり

おもろくマジに美しく

 代表の西尾が建築業界での新人として、修業時代の8年間を過ごした大阪の会社で掲げられていた社是。
一見ちょっとふざけたような印象を受けるかもしれませんが、私はこの社是がとても大好きで、いかにも大阪の店らしい雰囲気がにじみ出ていて、今もこのフレーズを常に頭において建築と関わっています。大げさな言い方をすると、仕事だけにとどまらず人生全てをおもろく マジに 美しくで全うできれば最高だなと思っています。

■ おもろく


 関西で使われる”おもろい”は、「おもしろい」という意味ですが、つい笑いたくなるさま。こっけいだ。ということもありますが、興味をそそられて、心が引かれるさま。興味深い。とか、一風変わっている。普通と違っていてめずらしい。とか、風流だ。趣が深い。といった意味もあるように、幅広いバリエーションがあります。何より大好きなのは”おもろく”を意味する内容はすべて建設的でありポジティブです。  


 建物はどなたかのご依頼を頂戴して実施することがほとんどで、その用途は多岐にわたり、何かの目的を果たすための重要な役割を担っています。クライアントさま、設計者、施工者のプロジェクトにかかわるすべての人たちが、夢を叶えるためのステップを一歩一歩進めていくわけですが、そのプロセスを楽しみながら進めていくことが”おもろく”ということです。


 私共は住宅や店舗に関わらせていただくことが多いのですが、企画段階で”遊び心”をふんだんに匂わせます。建物のプロジェクトを進めていく上で、重要な柱の一つに予算があります。予算のキャッチボールを行う段階は、どうしてもぎくしゃくしがちな空気が漂います。遊び心を持つことで、自然と心に余裕が生まれて来るような気がします。

 いくつになっても子供の頃の”遊び心”を忘れないためにも”おもろく”の精神でありたいものです。

■ マジに

 冒頭では砕けた表現もしたわけですが、与えらえた予算と工期の中でご期待に添える建物を作らなければいけません。企画段階ではクライアントさまの想いをいかに設計に反映させられるか真剣に考えます。
 また、クライアントさまのストーリーを建築に生かしてまいります。そして、施工段階では近隣の皆様への影響も最大限に気を使いながら、最高の品質を担保するべく真剣に安全に向き合ってまいります。

■ 美しく

 弊社は小さな事業所ゆえに、遊び心を滲ませながら作ることにおいても、常に匠の技でクォリティーの高いものを目指し、目に見えない部分も丁寧に作り上げます。


     
PAGE TOP